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【動物に会える映画 vol.7】年末年始に皆で観たい「愛と絆」の物語 3選

2020年が終わり、いよいよ新たな年、2021年がやって来ます。混乱続きの毎日の中、予想もしない変化を迎えながらも、動物に癒やされたという方も多いのではないでしょうか。

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『ブラック・ビューティー』
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  • 『フランケンウィニー』
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2020年が終わり、いよいよ新たな年、2021年がやって来ます。混乱続きの毎日の中、予想もしない変化を迎えながらも、動物に癒やされたという方も多いのではないでしょうか。

明日への不安におびえる日々において、「今」にのみフォーカスして生きる動物たちは、私たちにとって大きな安らぎをくれる存在。そこで今回は、年末年始のおうち時間を、家族皆で楽しめて、動物と人間との絆を改めて感じさせてくれる作品を、動画配信チャンネルからピックアップ。寒い季節も、心をほかほかに温めてくれる映像3選をどうぞ!

◆『ブラック・ビューティー』

『ブラック・ビューティー』
(C)2020 Disney


1作目は、12月18日に配信が始まったばかりの新作『ブラック・ビューティー』。今も世界で読み継がれ、これまで幾度も映像化されてきた英国文学の傑作『黒馬物語』(1877年刊)をベースに、設定を現代に置き換えて描かれる馬と人との絆の物語です。

家族と引き離され、心を閉ざしていた野生の黒馬ビューティーと、愛する親を亡くし傷ついていた少女ジョー。喪失感に打ちひしがれていた一頭と一人が出会い、反発し合いながらも、徐々に互いを深く信頼していく様子が、美しい映像で綴られていきます。ところが、大人の都合により、ビューティーとジョーは引き裂かれ、再び心に深い傷を負ってしまいます。過酷な運命に翻弄され、幾多もの主人のもとで様々な生活を送りながらも、ジョーが「私たちは家族」だと言って約束してくれた再会を夢見て、ビューティーは困難に立ち向かい、帰るべき場所へと戻っていくのです。

「馬は人を選ぶ」と言われるように、本作でも、暴れ馬のビューティーが、同じ魂を持つジョーを見分け受け入れます。“種”の違いを超え、二つの存在が強い絆で結ばれていく様を追った数々のシーンの何と神々しいこと。自分も一緒に暮らす動物たちと、こんな素敵な関係を築いているのだと、改めて気づくことができることでしょう。

本作では、ビューティーの声をケイト・ウィンスレット(吹き替え版:林真里花)が担当しています。運命に従い、本能に導かれながら、愛する者の元を目指すなかで、愛や絶望、家族や友情の絆について学んでいくビューティーの内面を情緒豊かに表現。きっとお子さんも存分に楽しめることでしょう。

◆『フランケンウィニー』

『フランケンウィニー』
(C)2020 Disney


2作目は、多くの映画を観てきた筆者が、繰り返し観ている作品のひとつ『フランケンウィニー』です。『シザーハンズ』『アリス・イン・ワンダーランド』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などで知られる鬼才ティム・バートン監督による3Dモノクロの、ストップ・モーションアニメ。1984年に作られた短編を元に、2012年に長編が制作されました。

交通事故で、愛するブルテリアのスパーキーを亡くしたヴィクター・フランケンシュタイン。悲しみに暮れるうち、科学の力でスパーキーを生き返らせることに。大成功を収めますが、その姿は生きていた頃とは違ったものに。何とか隠そうとするヴィクターでしたが、自分が死んだことに気づいていない陽気なスパーキーは、勝手に外に出て行ってしまい、人々の知るところに。街は大騒ぎになり、同級生たちは“禁じられた遊び”を真似し始めてしまうのです。

死者を蘇らせるという物語なのでホラーのテイストはありますが、バートン監督お得意のコワ可愛い幻想的な世界観と、主人公たちの愛すべき純粋さが、時間が経つほど心に染みこんでくるハートフルな1作です。愛する者の死による喪失感、その復活を願わずにはいられない痛いほどの想い、そして自ら蒔いた種を刈り取らなくてはいけない宿命に触れ、毎回号泣してしまう筆者。観る度に、「愛する者が側にいてくれる」というただそれだけのことがどれほど大きな幸福なのかを改めて教えてもらうのです。なかなか強面のスパーキーですが、脳天気な性格が巻き起こす騒動には大笑い。すぐに、その愛らしさの虜になることでしょう。

◆『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』

『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』
Kamari the lioness rests on the savannah at the Harambe Wildlife Reserve. (Disney)


最後にご紹介するのは、映画ではなくドキュメンタリー映像シリーズ『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』。ディズニー・アニマルキングダムとエプコットのシー・ウィズ・ニモ&フレンズの舞台裏を覗くことができる貴重な全8作品です。

パークには300種以上の生き物が暮らし、赤ちゃんゴリラ、マサイキリン、カバ、アフリカライオンなどの姿を観ることができます。撮影には特製のGoProや5.5メートルのクレーン、水中カメラシステムなど最先端のテクノロジーを駆使。動物たちの、これまで観たことがないような表情が紹介されていきます。彼らと固い絆で結ばれたアニマルケア専門家たちの献身的な日々も紹介されていますが、こんな仕事があることを子どもの頃に知っていたなら、目指してみたかったと思ったりして。動物が大好きなお子さんに、ぜひ観て欲しいシリーズです。

新しい生活様式の中で、一緒に暮らす動物たちに助けられ、「この子がいてくれて良かった!」と感謝している方もいることでしょう。以前は忙しくて、あまり共に過ごす時間がなかった人も、この年末年始は、お家でペットたちともっと絆を深めてみてはいかがでしょうか。この3作を鑑賞しながら。それでは、穏やかな年末年始となりますように!

■『ブラック・ビューティー』
(c) 2020 Disney
ディズニープラスで配信中

■『フランケンウィニー』
(c) 2020 Disney
ディズニープラスで配信中

■『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』
(C) Disney  (C)2020 Disney and its related entities
ディズニープラスで配信中
《牧口じゅん》

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