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小学生が考えた「あったらいいな!こんな水族館」、全国10ヶ所の水族館が実現に向け検討開始

小学生が考えた「あったらいいな!こんな水族館」、全国10ヶ所の水族館が実現に向け検討開始
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ウィーケンが1月10日に開催した特別企画「あったらいいな!こんな水族館」。そこで小学生が「未来の水族館」をテーマに考えたアイデアの実現に向けて、全国10ヶ所の水族館が検討を開始した。

同社は、本格仕事体験など、社会と親子をつなぐ対面型の体験イベントを開催しているが、2020年3月の全国一斉休校を受け、オンライン小学校を3ヶ月間ほぼ毎日開催し、全国および世界各国から100人以上の子供たちが日々参加した。その後もSDGsの各ゴールをテーマとして、世界課題について小学生たちが学び発表する探究型のオンラインスクールを毎週開講しており、参加者は課題解決のアイデアを自分で考えるようになっている。

そこで、アイデアをアイデアのままで終わらせるのではなく、社会に実際に提案し、また社会も子供たちのアイデアから何かヒントを得ることが出来たら、地球規模の課題に取り組むため1人1人の社会参画が進む一助になるのではという思いから、特別企画として、広く参加無料の同オンラインイベントを実施した。

「水族館」は、子どもが大好きな場所でありながら、海洋ゴミや生物多様性など海の生き物の課題に関心を持つきっかけになること、また、水族館側も少子化やコロナ禍も含め来場者数に課題を抱え、新しいアイデアを取り入れたいというニーズがあることを受け、テーマに設定したのだそう。

同社は、同オンラインイベントで出た計44個のアイデアを、全国94ヶ所の水族館に提供。1月13日時点で、全国10ヶ所の水族館から、「水族館賞の設置」や「実現に向けた検討」の申し出があったという。

1月15日からは、そのアイデアに対するオンライン投票が開始。専用WEBページの「あったらいいね」ボタンを押すことで投票ができる。2月10日には、受賞した子供たちと、水族館賞の提供や実現に向けた検討を進める全国の水族館とが、オンライン上で表彰式を実施し、今後に向け意見交換を行う。

参画する水族館は下記の通り。
蒲郡市竹島水族館(愛知)、下田海中水族館(静岡)、東海大学海洋科学博物館(静岡)、上越市立水族博物館(新潟)、越前松島水族館(福井)、マクセルアクアパーク品川(東京)、ヨコハマおもしろ水族館(神奈川)、栃木県なかがわ水遊園(栃木)、しまね海洋館AQUAS(島根)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島)

《鈴木まゆこ》

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