アニコム損害保険は、ADDReCおよびパーク・コーポレーションの空間デザイン事業部parkERs(パーカーズ)との協業により、人と動物が過ごしやすい居住空間を提案するペット共生賃貸住宅「アニコフローラ東中野」を東京都中野区に建設中。2月18日より入居者募集を開始した。物件は3月下旬竣工予定。
犬猫の飼育頭数が15歳未満の子供の数を超え、家族の一員として室内で共に暮らすことが一般的になった一方で、住環境に対するペット飼育者特有の悩みが数多く存在する。具体的には「鳴き声やにおいで近隣に迷惑をかけないか」「壁や床を傷つけてしまわないか」「ペットの種類に応じた設備が不足している」などが挙げられる。
そこで同社では、どこまでも「ペットが主役」の住まいを作ることでこうした飼い主の悩みを解決し、ペット自身の暮らしをより豊かなものにするため、ペット共生住宅のプロジェクトを開始したという。
今回竣工される東中野の物件コンセプトは、「どうぶつがどこよりも過ごしやすい場所」としており、様々なこだわり住所設備が備えられる。
例えば、「大型犬でも自宅でシャンプーがしたい」「シャンプーすると、毛が舞ったり、水が跳ねたりで大変」といった悩みに応えるため、シンクや天井つりのドライヤーなどプロ仕様の設備を備えた入居者専用のトリミングスペースを用意。また、トイレトレー等がすっぽり収まり、インテリアに馴染むペットスペースや、高さやパーツを自由にレイアウトできるキャットウォール「猫壁(にゃんぺき)」も設置している。
これらのこだわりの住居設備のほか、植栽のプロが監修した心地よい共有スペースの設置によって、都心であっても四季を感じながらペットとの暮らしを楽しむことができる住宅になるのだそう。
同社は、「住むことで、飼い主はもちろんペットも心身ともに健康になる」ような住まい作りを目指すとしている。