世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市)は、3月3日のひなまつりに合わせたテーマ水槽を設置した。
水槽を泳ぐのは、ふわりふわりと優雅にヒレをなびかせた金魚たち。水中に飾った雛人形の周りをまるで舞うように泳ぐ。
ひなまつりと金魚、一見関連がなさそうなものだが、実は江戸時代には雛人形と金魚を一緒に飾る習慣があったそう。今回のテーマ水槽では、陶器でできた雛人形の周りに金魚鉢が装飾され、さらに本物の金魚が泳ぐことでこの習慣をイメージしたのだそう。
子供の健やかな成長と健康を願うひなまつり。童謡を歌う子供たちの笑顔のような、華やかな金魚たちの姿をお楽しみくださいとのこと。
また、昨年12月より募集をしていた、魚へんの創作漢字「トト漢字」の入賞作品の展示も開始。魚の特徴や習性を表現したものや、世相を反映したものなど、素晴らしい作品が多数集まったという。
一般の部317点、キッズの部(小学生以下)160点の合計477点の応募作品のうち、それぞれ最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞3点、佳作6点が選出され、ホームページへの掲載および館内にて展示されている。展示は、4月11日まで館内1階の出口ゲート付近にて行われる。
■「金魚がふわり ひなまつり」開催概要
・開催期間:2月16日~3月7日
・料金:入館料のみ
・展示場所:館内1階 エントランス
・展示種:黒オランダシシガラシ、丹頂、青文魚、琉金など