“国内最多のゾウが群れでくらす動物園”「市原ぞうの国」(千葉県市原市)と姉妹園「サユリワールド」は、2つの施設を統合し、驚きや好奇心に溢れ夢を叶える動物リゾート「ANIMAL WONDER REZOURT」(アニマル・ワンダー・リゾウト)として、3月19日にリニューアルオープンする。
「ANIMAL WONDER REZOURT」は、“子供が動物と触れ合って楽しめ、大人はリゾートの雰囲気に癒される”をコンセプトとし、動物と触れ合いながら、癒しと非日常を感じられる新しい価値を提供する動物リゾートを目指しスタートするという。
ここでしか体験できない「動物と人との心地よい距離感」「動物たちの豊かな表情」といった、これまで市原ぞうの国がこだわりを持って作り上げてきたワンダーな体験をはじめ、ここに訪れる人全ての夢を叶える動物リゾートとなるように、3月19日に生まれ変わるとしている。
リニューアルのポイントは6つ。1つ目は、「タイ国政府観光庁の協力のもと、タイの魅力をたくさん体感できるスポットを新設」。タイの食文化・物産・園内装飾をはじめとした、タイの雰囲気を感じられるスポットを多数新設することで、来園者はタイの魅力を味わうことができる。またこれにより、世界的に広がる新型コロナウイルス感染症によって多大な影響を受けているタイの観光発展にも協力するという。
2つ目は、「入園料の一部をゾウ専門医療施設とゾウの環境整備に寄与」。3月19日から9月30日までの期間、入園料の一部を同園と関係の深いタイの団体に寄付するとし、タイにおけるゾウの環境整備に協力する。
3つ目は、「ぞうたちの水遊び場『エレファント スプラッシュ』を新設」。クラウドファンディングによって協力を得て作った「エレファント スプラッシュ」は、同園のリニューアルを象徴する新施設となる。
4つ目は、「迷い鹿『ケープ』が安心して仲間と暮らせる『ケープの森』」。こちらもクラウドファンディングの支援によって作られた新施設。2020年6月に荒川河川敷で保護され、同園で引き取った野生鹿「ケープ」が安心して仲間と暮らせるようにと考えられた施設で、3月19日のリニューアルオープン時には、ケープと雌の鹿が暮らす様子を観ることができるのだそう。
5つ目は、「『ぞうさんショー」から『ぞうさんのパフォーマンスタイム』に進化」。パフォーマンスを観覧する広場も新しくなり、ゾウの知られざる能力や、ゾウをさらに好きになれるスペシャルな時間を楽しめるという。
6つ目は、「『ドムドムハンバーガー』が動物園に初出店」。「エレファント スプラッシュ」の目の前には、ゾウたちの水遊びを楽しめるフードコートが新設され、シンボルマークにゾウを使った「ドムドムハンバーガー」が出店する。なお、フードコートにはタイ料理レストラン「エレファントハウス」も出店するとのこと。