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メスのホッキョクグマ、29歳で天国へ…アドベンチャーワールド

メスのホッキョクグマ死亡
  • メスのホッキョクグマ死亡

アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、同園で暮らすメスのホッキョクグマ(29歳)が死去したと発表した。2月18日より腎不全の治療のため公開を一時休止していたが、残念ながら2月28日の朝、死亡が確認された。

1991年イギリスのエジンバラ動物園で誕生し、1993年2歳の時にアドベンチャーワールドへやってきた。8歳での初めての出産以降、合計6回、10頭を出産し2頭の子供が育った。

ホッキョクグマの飼育下での平均寿命が20歳前後とされる中、1歳の頃から約28年間という長きに渡って、たくさんのSmileを創造してくれたことをスタッフ一同心に刻み、また見守ってくれた多くの人に感謝すると述べている。

同園は、これからも動物たちとともに未来のSmile(しあわせ)を創造するために今後も取り組んでいくとしている。

■死亡したホッキョクグマについて
・性別:メス
・生年月日:1991年11月15日
・死亡年月日:2021年2月28日
・享年:29歳
・死因:腎不全(より詳しく調べるため現在、病理検査を行っている。)

《鈴木まゆこ》

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