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「第14回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」助成テーマ決定

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マンダムは、「第14回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」において、3件の研究テーマに助成すると発表した。

同社は、動物愛護の考えのもと、動物実験代替法の開発に取り組んでいる。その研究の一環として、2007年度より日本動物実験代替法学会の全面協力のもと、「マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」を実施した。第14回となる今回は、厳正な審査の結果、以下3件の研究テーマに対し助成交付が決定。4月より研究助成を開始している。

研究助成交付者(所属)敬称略/研究課題
1.竹村 晃典(千葉大学大学院 薬学研究院)/ヒト由来血小板の活性化を指標にしたミトコンドリア膜透過性遷移に起因する薬物性肝障害リスクの簡便な代替評価法の開発
2.花田 三四郎(横浜市立大学 生命ナノシステム研究科)/三次元血管スフェアを用いた炎症応答評価系の確立
3.堀 武志(東北大学大学院 工学研究科)/化学物質のヒト胎児への健康影響を予測する動物実験代替法の開発

なお、「第15回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」の実施についても現在検討中とのことで、詳細が決定し次第案内するとしている。

《鈴木まゆこ》

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