京急グループの京急油壺マリンパーク（神奈川県三浦市）は、三浦市産「ヘイケボタル」の観察会を5月29日・30日に行うと発表した。
「ヘイケボタルの観察会」では、オスとメスの発光の違いや、成長過程の様子などについて屋外シアターで飼育スタッフが解説を行った後，実際に「ヘイケボタル」の発光を観察する。時間は各日19:00から19:40まで。観察会当日は、閉館時間を20:00まで延長する。定員は15名で、事前の予約が必要。参加費は1000円となっている。
今回観察するヘイケボタルは、絶滅の恐れがある野生種の生息域外保全を目的として、同館が2010年に三浦市内に生息するホタルの成虫を保護し，採卵を行い、敷地内にある「かわうその森」ビオトープ内で累代飼育してきたものだという。
同館は、2010年7月に園内展示施設「かわうその森」オープンして以来、神奈川県産の希少種や絶滅 危惧種の繁殖・保護を多岐にわたり取り組んできた。「次世代を担う子供たちが生まれ育った故郷に存在する希少生物を、いつまでも残してもらいたいと職員一同願っています」とコメントしている。
■ヘイケボタルの観察会
開催日：2021年5月29日(土)、30日(日)
※雨天・強風中止（当日12時に、公式ホームページで告知）
開催時間：19:00～19:40
会 場：京急油壺マリンパーク かわうその森
参加費：1000円
対象者：小学生以上
定員：15名
受付：電話にて事前予約（先着順）
※別途入園料が必要
※生き物のため、変更や中止になる場合あり
