エプソン販売は、エプソンスクエア丸の内にある「エプサイトギャラリー」にて、10月1日から10月27日まで、三好和義写真展『世界の楽園・奄美 沖縄』を開催する。
同氏は「楽園」をテーマに世界各地を旅し、美しい自然風景をあざやかに捉えた作品で広く知られる写真家である。近年では社寺や仏像など、日本の美や精神文化をテーマとした作品にも意欲的に取り組んでいる。
同展の撮影地、奄美・沖縄地区は、島々が成立するまでの過程で独自の進化を遂げてきた。動物も植物も世界的に稀有な固有種が数多く生息する生物多様性と貴重な生態系を有することが高く評価され、本年7月、ユネスコの世界自然遺産に新たに登録された。
日本国内の世界自然遺産としては、1993年の屋久島(鹿児島)と白神山地(青森、秋田)、2005年の知床(北海道)、2011年の小笠原諸島(東京)に続き5番目の登録地となる。
同氏は、これまでに日本国内の世界自然遺産すべての地を撮影し、写真展や写真集の形で発表してきた。今回、10年ぶりに日本における世界自然遺産の登録地となった奄美・沖縄地区は、同氏の過去40年におよぶ「楽園」シリーズの原点ともいえる場所である。
青く輝くサンゴ礁の海、亜熱帯の森が育む豊かで独特な自然の形、独自の環境に適応し密かに生きながらえてきた生命たちなど、世界中の楽園を見続けてきた同氏にとっても、奄美・沖縄地区は常に心を強く惹きつけられてきた特別な場所だという。
同展では、エプソンの様々なプリントテクノロジーを用いて、同氏の捉えた奄美・沖縄の美しい自然の姿を表現。写真高画質プリントの他、布やアクリルなどの素材を用いた写真作品も交え、新しい自然遺産の姿を、エプサイトならではの展示表現で体験できる写真展となっている。
なお、10月10日15時より、三好和義写真展『世界の楽園・奄美 沖縄』オンライン・トークイベントを開催。参加料は無料。申し込み方法は、展覧会のホームページにて9月上旬頃より案内をするとしている。
■開催概要
・開催場所:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
・会期:10月1日~10月27日
・時間:11時~17時
・休館日:日曜日、同社指定休館日