富士フイルムは、8月20日から9月2日までの期間、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」第29弾として、カピゴン松島氏による写真展をフジフイルム スクエア(東京都港区)にて開催する。
展示されるのは、南米中央に位置するパンタナール湿原で暮らすカピバラたちの姿。この湿原は、ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる世界最大級の湿地で、生息生物は2000種類以上にもなり、気候は雨季と乾季に分かれる。雨季には大量の雨によって川が増水、氾濫し大地を覆い尽くす一方、乾季になると一変して砂塵が舞い上がる大地に変貌する。
そのような過酷な環境の中で生きるカピバラを、湿原の北の入り口の街「クイアバ」と南の入り口の街「カンポグランデ」を舞台に撮影。愛らしくもあり、力強くもあるカピバラの姿を観ることができる。
同氏によるインタビュー動画も公開。生息地である南米ブラジルを訪れた同氏が「活発なカピバラ」、「都市と秘境で表情が異なるカピバラ」について作品を交えながら語る。「カピバラの多様な魅力や生命力を伝えたい」という同氏の思いが伝わってくる動画となっている。
■開催概要
・開催期間:8月20日~9月2日 (会期中無休)
・開催時間:10時~19時 (最終日は16時まで、入館は終了10分前まで)
・会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
東京都港区赤坂9丁目7-3
・入館料:無料