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マイクロブタと遊べる体験型牧場「pignic farm&café」、マイクロブタ専用ペットホテルを開設

マイクロブタと遊べる体験型牧場「pignic farm&café」、マイクロブタ専用ペットホテルを開設
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Little Piggiesは、6月にオープンしたマイクロブタと遊べる体験型牧場「pignic farm&café」(東京都あきる野市)に、マイクロブタ専用のペットホテルを開設した。

pignicは、caféであり牧場体験型施設であると同時にブリーダー事業も行っている。つまり、pignicで暮らすマイクロブタは、家族募集中の子豚たちばかり。近い将来、新しい家族の元で生活することになる。マイクロブタを家族の一員として迎えると、10年から15年は毎日世話をし、餌や水を毎日あげる必要がある。

しかし、どこへ行くにもマイクロブタを連れて行けるわけではなく、旅行中にマイクロブタの同伴を許可してくれる宿や入場できる施設は少ないのが現状。同社は、約15年間、ずっと愛情を注ぐ覚悟でpignicのマイクロブタを選んだ家族が安心して預けられる場所が必要であり、全力でサポートしたいと思っているという。「家族の病気や急な事情で飼育放棄に至るのは一番悲しいこと」とし、生涯一緒に暮らしてもらうためには、預かりシステムが不可欠だと考えたそう。

犬や猫を預けられるペットホテルはたくさんあり、動物病院も犬猫ならどこでも診察してくれる。一方、マイクロブタを預けられる場所はほとんどなく、有資格者によるきちんとしたメンテナンス付きのペットホテルは日本にはまだない。マイクロブタは、とても寂しがり屋で人間が大好きで知能の高い動物。家族と離れると、食いしん坊な子でも餌を食べなくなることがあるほどだという。

pignic出身の子については、最初に過ごしたこの場所で、その子の個性をよく理解しているスタッフが預かることが一番安心だと考えたそう。また、pignic出身でない子も専門知識を持ったスタッフがしっかりとケアし、万が一体調を崩した時もマイクロブタの診察経験が豊富な獣医と連携して対応する。

pignicには広い敷地があるため、預かり中ずっとゲージに閉じ込めておくことはしないという。もちろん、放置しっぱなしにはせず、定期的に健康状態や機嫌をチェックしながら見守るそう。防疫上の理由から、pignicで暮らす子達と一緒に遊ばせることはしないというが、運動できる広さがあるため、ストレスを低減できるという。

また、専門知識をもったスタッフが家族と離れた寂しさを和らげるスキンシップをするなど適切なケアをし、家族にその日の様子を写真付きで報告する。また、オプションメニューとして、シャンプー、爪切り、牙削り、耳掃除(各メニュー1800円~、全てのセット5400円~)もある。

ホテル内部は、扉を開けると、しっかりとした柵が設置してあり、逃げ出して迷子になることのないように対策されている。ゲージ、バスタオル、トイレ、水、マイクロブタ専用フードも常備されている。エアコン完備のため、常に適温に管理され、快適に泊まることができるとしている。

なお、ホテル利用については、1年以内にブタ熱ワクチン接種をしているマイクロブタに限るなどの注意事項がある。詳細はpignic公式サイトにて要確認。

《鈴木まゆこ》

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