誠文堂新光社は、11月10日に、『超絶リアルな色鉛筆画のテクニック』を刊行する。
今にも動き出しそうな動物や昆虫、写真のような果物や立体物のリアリズム。それは色鉛筆の「色数を重ねて塗り込む」という技法で表現できる。
一見描くのが難しそうなリアル色鉛筆画だが、著者のここまる氏自身も独学で始めているため、初心者がつまずきやすいポイントを押さえながら、丁寧に分かりやすく解説している。目の描き方、耳の描き方など、パーツごとに詳しく解説されており、コツを掴みやすい内容で、パンパステルを用いた技法や、リアルに見せるコツなど、ここまる氏のマル秘テクニックも満載。
写真をモチーフにして、トレースから色鉛筆画を完成させる手法を紹介しているため、ペットの絵をリアルに描いてみたい、手作りごはん・スイーツをリアル画で表現したい、という人にもおすすめだという。
まずは短時間で描けるビー玉やスプーンなど、簡単なモチーフのトレーニングから始めて、最終的にはカブトムシ、猫、鳥といった難しいモチーフに挑戦していくといいのだそう。
《鈴木まゆこ》