Bancが運営する、建築好きのためのミュージアム型カフェ「アーキテクチャカフェ棲家」は、“猫の棲家”をテーマとする「第2回建築模型コンテスト」の最終選考を完了し、最優秀賞1作品、優秀賞3作品を選出した。
「アーキテクチャカフェ棲家」は、日本初の建築模型を間近で楽しめるミュージアム型カフェ。建築好きが集い語り合える空間を目指し、美しい建築物のリアルな模型が用意されている。ル・コルビジェや隈研吾をはじめとする世界の名建築家が手がけた近代建築の模型(全12点)を各テーブルに展示。また、店舗の大空間を生かした建築やアートをテーマに、様々なイベントを開催している。
「第2回建築模型コンテスト」は、“猫の棲家”をテーマに開催。コロナ禍を背景にペットと共に暮らす家庭も増加傾向にあり、ペットが快適に過ごせる住まいへの関心が高まっていることから、猫が居心地よく過ごせる“棲家”の模型を募集した。
全国から30点の応募があり、一次選考で10点に絞られ、建築や猫の専門家の審査員、来店者、Instagramでの投票を合算して選出された。最優秀賞作には、「Rippling Cat tower」(多頭飼い・猫カフェ用大型キャットタワー)が、優秀作には、「KidsRoom×CatsHouse」、「栄光の架け橋」、「無題」が選ばれた。
受賞作品は、猫目線、人間目線両方を尊重しつつ精巧に作られた力作が揃った。既存の猫用ホームウエアにはなかった斬新なアイデアのこれらの作品は、受注生産式での販売に向けてプロジェクトを進めているとしている。
今回審査員を務めた人気の猫SNSアカウント・ブログを運営し、自身も猫のために家を建てた経験がある響介氏は、「圧倒的デザインセンス。猫が潜れるスペースがあったり、上下で遊べるような場所があったり、テレビを見ている飼い主の視界に入り込めて高い位置にいられる、と言う猫、そして飼い主の希望を叶えられる作品」とコメントしている。