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個性あふれるペンギンたちはどんな関係性? 「ペンギン相関図2022」公開…京都水族館・すみだ水族館

「京都ペンギン相関図2022」
  • 「京都ペンギン相関図2022」
  • 「すみだペンギン相関図2022」
  • 京都水族館の「せん」(左)と「ちえ」(右)。複数のメスへアプローチするも思いが叶わなかった「せん」。ついに「ちえ」とカップルになったそう
  • すみだ水族館で2021年に生まれた「ぼんぼり」(オス)。大きく成長して元気に過ごしている

京都水族館(京都府京都市)とすみだ水族館(東京都墨田区)は、ペンギンの個性や関係性をまとめた「ペンギン相関図2022」を特設サイトと館内で公開している。

「ペンギン相関図」は、人間と同じような個性を持つペンギンと、その個性により年々変わるペンギン同士や飼育スタッフたちとの多様な関係性を知ってほしいとの思いから、2018年に初めて制作された。今回で3回目のアップデートとなる。

京都水族館で暮らす59羽のケープペンギンと、すみだ水族館で暮らす49羽のマゼランペンギンの行動を、飼育スタッフが日々観察し、それぞれの個性や恋愛関係の変化などの最新情報がまとめられ、大型パネルにて展示されている。

ペンギンたちは、見た目や鳴き声の違いだけではなく、性格や好みのゴハンなど、それぞれ個性があるそう。また、ペンギン同士だけではなく、飼育スタッフへの接し方や愛情表現も異なるという。

相関図では、親子や兄弟のつながりといった家系図にとどまらず、友人関係やカップルの変遷のほか、飼育スタッフも加わったペンギンたちの関係がわかりやすく表現されている。また、ペンギンたちを見分けるために羽に付けられているバンドの色も、図の中にデザインされている。

特設サイトに掲載された相関図を見ながら館内を巡れば、ペンギンたちの関係性や、飼育スタッフが愛情を持ってペンギンと接する様子などを楽しむことができる。

■展示場所
・京都水族館:1階「ペンギン」エリア
・すみだ水族館:5階「ペンギンプール」前

《鈴木まゆこ》

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