角川文化振興財団は、 「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」4Fの荒俣ワンダー秘宝館にて、7月31日までの期間、植物をテーマにした特集展示「不自然(マンメイド)な植物展」を開催している。
植物の起源。それは今から20億年以上前に、海の中で光合成をはじめたシアノバクテリアに由来する。それから長い時を経て、植物は陸上へ進出し、花や種子を創造したりと進化を遂げた。同展では、こうした植物の驚くべき神秘と生命力に感化されて制作された植物アートを取り上げている。
アーティストの視点や作為が加わったマンメイドな植物はどれも何かが極端で、誇張された、いわば不自然な植物。しかし、そこには科学と芸術が融合した時にだけ生じるワンダーな魅力が満ち溢れている。
7人のアーティストが植物とコラボレーションして作り出した不自然な植物は、押し花やデジタルツールを駆使して図面化した植物、刻々と変化する姿を金属で切り取った植物、ガラスの中で灰となって保存された植物など様々。光合成と想像力がむすんだ植物造形の美の世界を楽しめる。
葉っぱアーティスト本田亮氏による「葉っぱでアート」展も同時開催。花を一切使用せず、葉っぱを並べてつくるアート作品を楽しめる。
■開催概要
会期:2022年1月22日(土)~7月31日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム4F 荒俣ワンダー秘宝館(埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3)
チケット価格:
オンライン購入価格 大人(大学生以上)1200円/中高生:1000円/小学生:800円/未就学児:無料
当日窓口購入価格 大人(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
(KCMスタンダードチケット、税込)