伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)で、2月から3月上旬にかけて、ミナミコアリクイ、クロカンガルー、パルマワラビー、ミーアキャット、プレーリードッグ、マーラ、カピバラの赤ちゃんが誕生した。
2月22日、ミナミコアリクイのメスの赤ちゃん1頭が誕生。母「ココア」が生後2日目に赤ちゃんを放置し、生命にかかわる危険性があったため飼育員による人工哺育を開始した。現在、1日6回約3時間おきに授乳を続けている。
2月14日と 2月28日には、カンガルーの丘でクロカンガルーのお腹から赤ちゃんが顔を出した。ほかにも、1頭の母親の袋の中で赤ちゃんが育っている。また、カンガルーの丘では、パルマワラビーの赤ちゃんも続々と誕生しており、今後もベビーラッシュは続きそうだという。
2月17日には、アニマルボートツアーズ沿岸の展示場でミーアキャットの赤ちゃんが生まれた。しかし、母親の具合が悪くなったため飼育員が人工哺育を開始。現在、2頭の赤ちゃんが順調に成長している。
プレーリードッグの赤ちゃんは、2月19日にロックガーデンにある展示場で5頭が誕生。巣穴の中ですくすくと育っており、4月中旬頃には姿が見られるようになるとのこと。
マーラの赤ちゃんは3月1日から現在までに5頭の赤ちゃんが誕生している。今後は、赤ちゃんの成長具合や体調、天候を見ながら、3月19日ごろから、なかよし牧場で一般公開する予定。
カピバラの露天風呂展示場では、3月6日、3月15日にカピバラの赤ちゃんが誕生。3月16日には、早くも現在開催中の露天風呂に入り始めたそうだ。
可愛らしい動物の赤ちゃんが続々と誕生し、園内はますますにぎやかになっているという。