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シマフクロウの現状や保護活動を紹介する小冊子をプレゼント…日本野鳥の会

小冊子『こんばんはシマフクロウ』
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日本野鳥の会と日本製紙は、北海道に生息する絶滅危惧種シマフクロウの現状や保護活動について紹介する小冊子『こんばんはシマフクロウ』を、希望者全員に無料でプレゼントしている。

シマフクロウは、北海道にすむ世界最大級のフクロウの仲間。森林伐採などの影響により個体数を減らし、現在では約160羽70つがい程が生息するのみ。環境省レッドリストでは絶滅のおそれが極めて高い「絶滅危惧IA類」に指定されており、環境省を中心に保護活動が行われている。同会でも2004年からシマフクロウ保護事業を開始し、生息地の保全や繁殖環境の整備などの活動を実施している。

小冊子は、シマフクロウ保護で協力関係にある日本製紙と共同で制作。フルカラー全24ページで、シマフクロウの生態などの基礎知識、減少してしまった原因、シマフクロウを守るための保護活動などを豊富なイラストと写真とともに解説している。シマフクロウが置かれている現状を知り、シマフクロウが将来にわたって生きていけるよう、あたたかく見守る気持ちを広めていくことを目的としているという。

申込はインターネット専用ページまたは郵便・FAXで受け付けている。

《山本真美》

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