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『わけあって絶滅しました。』シリーズ最新刊絵本が刊行、イベントも初開催…7月

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『わけあって絶滅したけど、すごいんです。』(※デザインは変更の可能性あり)
  • 『わけあって絶滅したけど、すごいんです。』(※デザインは変更の可能性あり)
  • 左から 『わけあって絶滅しました。』 『続 わけあって絶滅しました。』 『も~っと わけあって絶滅しました。』 ダイヤモンド社 刊/丸山貴史 著/今泉忠明 監修/イラスト:サトウマサノリ・ウエタケヨーコほか/定価:1100円(税込)(3冊共通)
  • わけあって絶滅しました。展 ©サトウマサノリ
  • わけあって絶滅しました。展 ©サトウマサノリ

ダイヤモンド社は、『わけあって絶滅しました。』シリーズ初の絵本『わけあって絶滅したけど、すごいんです。』を22年7月(予定)に全国の書店、ネット書店などで販売する。

本シリーズは「アゴが重すぎて絶滅したプラティベロドンさん」「デコりすぎて絶滅したオパビニアさん」など、驚きの理由で絶滅していった動物たちが、自らその絶滅理由を語る図鑑。シリーズ4作目となる同作は、初の絵本作品で、「100万年に1回ひらかれる“絶滅どうぶつじまん大会”」を舞台に、“目”ができて獲物を見つけられるようになったと語るアノマロカリスや、硬い殻で身を守れるようになったと語るカメロケラスなど、絶滅してしまった動物たちの“すごい”ところを聞く、というストーリーになっている。

絶滅してしまった生き物は、決して進化に“失敗”したわけではなく、むしろ、その時代においてすぐれた体の仕組みや特徴をもち、繁栄していた生き物だけが、化石としてその姿を残している。その時代を代表する絶滅動物が古い時代から順に登場するため、読むだけで生き物の進化の歴史がざっくりわかる。巻末には、時代の流れを追った「絶滅年表」も付いており、人生で初めて読む「絶滅の本」としておすすめの一冊とのこと。

シリーズ最新刊の発売を記念して、『わけあって絶滅しました。』『続 わけあって絶滅しました。』『も~っと わけあって絶滅しました。』の3冊がセットになった限定ボックスを22年7月に全国の書店、ネット書店などで数量限定にて販売(売り切れ次第販売終了)。

また、この夏には、『わけあって絶滅しました。』初の大型イベント「わけあって絶滅しました。展」が大阪で開催される。絶滅動物の化石や標本が展示されるほか、現存する動物の生体展示や、「アンモナイト掘り」などの体験コーナーも充実。大迫力の恐竜の世界を覗けるVR望遠鏡コーナーや、絶滅危惧種のホッキョクグマになりきって溶けゆく氷河の上で生き残るXRゲームコーナーなど、最新技術を使った体験型アトラクションも登場する。

また、『わけあって絶滅しました。』の絶滅動物がリアルなフィギュアになって登場。書籍の人気動物にくわえ、書籍未掲載の動物も新たにライナップされた全5種を7月に発売する。

■「わけあって絶滅しました。展」概要
開催場所:大阪南港ATCホール
開催日時:22年7月22日~9月4日※会期中無休
開催時間:9時30分~16時30分(最終入場は16時まで)
料金:一般1800円(前売・団体1600円)、3歳~中学生900円(前売・団体700円)
※2歳以下入場無料
※障がい者手帳を提示の人の介護者は1名無料。(本人は有料、要証明)
※団体は20名以上
チケット発売日:5月14日10時~
※新刊『わけあって絶滅したけど、すごいんです。』と海洋堂の限定メガテリウムのフィギュアがついたチケットも数量限定発売。一般のみ3500円(イープラスのみでの販売)


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《山本真美》

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