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「人気猫種ランキング2020」、スコティッシュ・フォールドが12連覇…アニコム保険

スコティッシュ・フォールド
  • スコティッシュ・フォールド
  • マンチカン
  • アメリカン・ショートヘア
  • 混血猫(イメージ)
  • ノルウェージャン・フォレスト・キャット
  • アニコム損害保険が行った猫についての調査
  • アニコム損害保険が行った猫についての調査
  • アニコム損害保険が行った猫についての調査

ペット保険を扱うアニコム損害保険は「人気猫種ランキング2020」を発表した。

1位はスコティッシュ・フォールドで、12連覇を達成。続いて2位には昨年4位だったマンチカンがランクインしている。マンチカンは足の長さや毛の色が様々で、それぞれ違った魅力を持つだけでなく、人に慣れやすいことなども人気につながっていると考えられる。

ペットフード協会の犬猫飼育率全国調査によると、2017年に猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を逆転して以降、猫が犬を上回っている。猫は犬と異なり、散歩に行くことやトリミングなどの世話が不要なため、忙しい現代人のスタイルにマッチしているのではないかと分析。また、2015年頃から使われ始めた「ネコノミクス」という言葉も定着し、猫ブームは「文化」になりつつあるのではないかとしている。

アニコム損害保険は、日本の猫文化を紐解くため、さまざまな角度からデータ検証を行った。猫の毛色や体型については、茶色と灰色で約半数を占め、柄は、縞模様やバイカラーが人気。生活場所に関しては、99.5%とほぼすべての猫が屋内飼育だとわかり、猫が過ごす部屋の騒音は「非常に静か」「やや静か」との回答が8割以上を占める結果となるなど、飼い主が愛猫がいかに快適に過ごせるかを意識しているかがうかがえる結果となったとしている。

保険に加入している猫も増えており、同社の保険加入割合も2013年と2019年を比較すると2倍以上に伸びていることがわかった。

■人気猫種ランキング
1位:スコティッシュ・フォールド(6834頭)
2位:マンチカン(4226頭)
3位:アメリカン・ショートヘア(3732頭)
4位:混血猫(3571頭)
5位:ノルウェージャン・フォレスト・キャット(2755頭)

・調査方法
猫の名前と品種:2019年2月1日~2020年1月31日にアニコム損保の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫3万7819頭の名前、品種を集計。
毛色や柄、生活場所に関して:アニコム損保の「nekokusei調査」より(実施期間:2018年2月28日~3月8日、有効回答数:4036件)。
保険加入割合:一般社団法人ペットフード協会 犬猫飼育率全国調査、アニコム損保のペット保険契約件数より抜粋・改変。

《鈴木まゆこ》

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