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多頭飼いをする際に気をつけること…2頭との暮らし編

キャバリア(イメージ)
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2頭目との出会い

子犬でやってきた1頭目の愛犬はそれはもうやんちゃなおてんば娘でした。この子が生後半年を迎えた頃、我が家にもう1人愛犬が加わりました。

その子との出会いは、動物看護師になるための勉強に通っていた専門学校です。専門学校では数十頭の犬猫を飼育しており、私たちの学びに協力してくれる動物たちです。その中の1頭であった愛犬は心を閉ざした愛想のないキャバリアでした。誰にもしっぽを振らずただ部屋の隅で寝ている生活で、わんこ自体の卒業の時期を迎えても誰にも引き取られないまま時が過ぎました。

しかし私と出会い心を開いてくれた愛犬は性格が変わったように懐いてくれました。他の人には振らないしっぽを私にだけ振ってくれるたまらなく可愛い子でした。そして卒業の時、私はその子の引き取り手希望として名乗りを上げ、満場一致で私の家族になることに決定したのです。

先住犬と新入りの初対面は慎重に行いました。先住犬が驚いて吠えてしまいましたが、2頭目の子はたくさんの犬と同じ環境で過ごしたからか、吠え声にも怖がらずただ座っていました。2頭目の子をケージに入れてしばらく様子を見ていたら、先住犬が自ら寄っていったので、解放したところお互い挨拶をしてくれて一安心しました。今でも仲良く2人で寄り添って暮らしてくれています。

大切なのは「順位を明確につける」こと

では、多頭飼いをするにあたり大切なことは何だと思いますか? それは、順位を明確につけることです。これだけ聞くとあまりいい気はしないですよね。ですが、私たち人間が平等に接していても、犬同士の世界では必ず順位がつけられてしまいます。そうなると争いの元になってしまいますので、よくありません。

では、具体的にどのようにしたら良いのでしょうか? それは、なんでも順位の上の子からやるということです。ご飯をあげる順番、リードをつける順番や声をかける順番…あらゆる場面で先に構うことが大切です。犬の世界の中で、ボスである飼い主に明確な順位付けをされていると犬同士での争いは起こりにくくなります。そもそもの前に犬自身がボスにならないようにしつけることが基本ですが、賢い犬達は人間の態度で順位を認識できます。

私の場合は先住犬よりも3歳で引き取った2頭目の方が年齢は上ではありましたが、先住犬を優先し、暮らしていました。ですが、どうしても避けられない問題として、2頭目の愛犬は私以外には全く懐かず、私がいないと安心して過ごせないという状況がありました。順位付けでは先住犬を優先してはいるのですが、常にそばにいて抱っこしているのは2頭目の愛犬…矛盾が生じてしまったのです。先住犬の気持ちになれば私が1番なはずなのに…といったところだと思います。

どうにかして2人が上手くいくようにと考えました。その結果、優先するのは先住犬で先に声をかけることやご飯をあげる順番などは徹底し、可愛がるのも必ず先におこなってから2頭目の愛犬を可愛がるという取り決めを自分の中で決めていました。そのおかげか今でも争うことなく上手くやっていってくれているように感じています。

多頭飼いを考えている方へ

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多頭飼いは幸せも2倍ですが、苦労や大変なことも増えてしまいます。犬のお留守番相手や遊び相手が欲しいから2頭目を迎えようと軽く考えている方、多頭飼いをするためには知識が必要です。費用ももちろん2倍になります。幸せなことばかりではありません。犬同士が上手くいくとも限りませんし、折が合わない場合だってあります。

しかし、これを打破するために知識を身につけましょう。対策や解決策を知っているか知らないかでは愛犬の幸せな暮らしに大きく関わってきます。きちんとした知識を持って、幸せいっぱい素敵な多頭飼いライフを過ごしてもらえたらと思います。

《筑紫田 千晴》

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