動物のリアルを伝えるWebメディア

動物園でベビーラッシュ、SNSでたくさんの報告届く…まとめ

イメージ
  • イメージ
  • スナネコの赤ちゃん

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの動物園で休園が続いていたが、緊急事態宣言解除に伴い、営業再開をする園も少しずつ出てきた。動物たちは休園中も元気に過ごしていたようで、赤ちゃん誕生のニュースも続々と報告されている。一部を順不同で紹介したい。

九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分県宇佐市)では、動物たちの赤ちゃんが次々に誕生。2月から出産シーズンに入ったムフロンシープは23頭の赤ちゃんが生まれ、既に母乳時期は過ぎ、母親に寄り添いながら草を食べているという。3月にはライオンの赤ちゃん2頭も生まれ、すやすや眠る姿も公開された。

渋川動物公園(岡山県玉野市)では、4月19日と5月6日に2匹のロバが誕生。また、5月5日と7日にはポニーの赤ちゃん、5月15日にはヤギの双子の赤ちゃんも誕生し、ベビーラッシュとなっている。同園の園長は、皆さんに早く赤ちゃんの姿を見せてあげたいと話している。

那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)では、4月24日にコツメカワウソの赤ちゃんが4頭誕生し、現在は母親と一緒に暮らして順調に育っているという。また、昨年10月から国内初の飼育を行っているスナネコも4月27日にメスの赤ちゃんが1匹誕生している。

平川動物公園(鹿児島県鹿児島市)では、5月4日にコアラの赤ちゃんが母親の袋から全身が出る「出袋」が確認された。赤ちゃんはいつも母親のお腹につかまっているが、すくすく成長しているとのこと。

九十九島動植物園森きらら(長崎県佐世保市)では、5月13日にアメリカンビーバーの赤ちゃんが2頭誕生。現在は、家族と一緒に園内のビーバー展示場で母乳を飲みながら順調に育っているとのこと。そして、このまま順調の育てば、5月末頃にはプールで泳ぐ姿を見ることもできるかもしれないという。

今回紹介した動物園以外でも、多くの園で赤ちゃんが誕生している。営業・公開状況については各園のホームページを確認してほしい。

《鈴木まゆこ》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top