九州国立博物館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館していたが、6月2日より開館すると発表した。
開館日の6月2日から7月12日までは、特集展示として「きゅーはく どうぶつえん」を開催。同展では、埴輪や刀、皿、掛け軸など動物をモチーフとした文化財が展示され、賑やかな動物園のようになっているのだそう。
展示室第3室では、小さな作品が多く並べられ、「おもちゃばこをひっくりかえしたよう」な賑やかな空間が広がっているという。色々な時代・地域の人々の手で作られた動物たちの姿を、子供と一緒に楽しんでほしいとしている。
また、第11室では、想像上の動物や人間によって、特別な意味が与えられた動物たちを揃えており、人間と動物たちとの長い歴史を感じられる空間になっているとのこと。
さらに、同展の他に、大宰府学研究事業の成果を伝える開館15周年記念特集展示「大宰府史跡指定100年記念 筑紫の神と仏」を、6月2日から8月30日まで開催。また、同館のHPにて自宅でできるワークショップ「おうちdeきゅーはく！」も公開している。
■開催詳細
・展示名：特集展示 きゅーはく どうぶつえん
・展示期間：6月2日～7月12日
・展示場所：4階文化交流展示室 第3室・11室
