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那須どうぶつ王国、希少動物たちの命をつなぐためクラウドファンディングを開始…11月6日23時まで

那須どうぶつ王国、希少動物たちの命をつなぐための費用調達を目的としたクラウドファンディングを開始
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那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)は、「-自然にいざなう“野生への扉”プロジェクト-」と題し、希少動物たちの命をつなぐための費用調達を目的としたクラウドファンディングを開始した。

同園はこれまで、希少種の保全を目的とし、ニホンライチョウの保護増殖事業への参加など様々な希少種保全の取り組みや、プラスチックの利用削減など、独自の持続可能な開発目標(SDG’s)への取り組みを図ってきた。

しかし、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け、4月18日から5月22日までの35日間を臨時休園したことにより、本来一番賑わう4月から夏休みまでの期間、昨年比マイナス60%にも及ぶ集客減、収入減の苦境に立たされている。そのため、「野生への扉」としての本来の責務である様々な保全活動への取り組みが大変困難になっているうえ、動物管理費の調達にも影響を及ぼしているという。

そこで、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、希少動物たちの命をつなぐ保全活動への取り組みを維持するための資金1000万円を第一目標に、9月7日よりプロジェクトを開始した。

支援金の使い道については、二ホンライチョウ野生復帰順化施設建設、希少動物の保全事業、レッサーパンダの親子展示施設など6点を挙げており、希少な動物たちを救う活動の費用や、現在飼育している動物たちのための費用として大切に使用するとしている。なお、目標未達成の場合は、全額支援者に返金するという。

募集期間は、9月7日11時から11月6日23時までの60日間。

《鈴木まゆこ》

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