伊勢シーパラダイス（三重県伊勢市）は、コロナウイルスの影響により3月1日から中止していた「距離感ゼロのふれあい体験」を、感染症対策を実施の上、11月1日から再開した。
同館発祥の展示手法「距離感ゼロのふれあい体験」は、1968年から続いている柵なしのステージで行われるアシカショーと、1988年にスタートしたゴマフアザラシとの「ふれあい体験」がミックスし誕生した、「動物の魅力」を動物の本能や習性を活かしたふれあい体験で訴求する展示方法。
コロナウイルスの影響により中止していたが、11月1日から新しい生活様式に対応した感染症対策を実施した上で、動物も人も楽しめるイベントとして再開した。
現在行っているイベントは、「アシカショー」「ゴマちゃんタイム」「セイウチお散歩タイム」「夫婦トドタイム」「ツメナシカワウソ握手体験」「タツノオトシゴ 巻き付きふれあい体験」「手乗りトビハゼ ふれあい体験」の7つ。
「タツノオトシゴ 巻き付きふれあい体験」「手乗りトビハゼ ふれあい体験」は、2019年にオープンした「ふれあい魚館～Interactive aquarium~」にて、当日予約で体験できる有料イベント。同館では、従来のタッチプールのように人から魚に一方的に触る体験ではなく、生き物の方から近づいて触れに来てくれる体験をテーマにイベントが行われている。
コロナ禍でふれあいが中止になり、ふれあい魚館なのにふれあいができない時期が続いているが、対策等を試行しながら徐々にイベントを再開している。
