ハゲにくい猫首輪や猫に優しい猫服を製造・販売するぽぽねこは、猫の飼い主に向けてキャットフードに関する意識調査を実施、その結果を発表した。
まず、愛猫に与えているキャットフードのタイプについて質問。その結果、「ドライフード（総合栄養食）」が85.3％、「おやつ・スナック」が51.9％、「ウェットフード（パウチ・レトルト・プラスチックカップ）が48.2％、「ドライフード（特別療法食）」が26.7％、「ウェットフード（缶詰）」が21.9％となった。
ほとんどの飼い主が総合栄養食か特別療法食の「ドライフード」を与えていることがわかる。ただし、ドライフードだけでは食いつきが悪くなることもあるため、「ウェットフード」を混ぜて与えることもあるようで、「ドライフードのみ」と回答した飼い主191人に対し、「ドライフード＋ウェットフード」と回答した飼い主は253人と「ミックスフィーディング」派が多い結果になった。
次に、愛用しているキャットフードのブランドについて質問。すると、1番人気は「ロイヤルカナン」で44.4%。獣医師から勧められることが多く、健康志向の飼い主に選ばれているようだ。次いで、ネスレ ピュリナワン（21.2％）、いなば チャオ（19.9％）など有名メーカーのキャットフードに人気が集まっている。
「その他」の回答には、モグニャン、カナガン、アカナ、アーテミスなど、肉や魚などの原料にこだわったプレミアムキャットフードの銘柄が多くあった。
続いて、キャットフードの購入時に重視することを尋ねると、「安全性が高い、または高そう」が54.5％、「原材料が明確であること」が47.3％、「信頼できるブランドであること」が40.7％と「価格が安いこと」の12.5％を上回った。安全性、信頼性を重視する猫ファーストな考えの飼い主が多いことがわかる。
猫1匹あたりにかける1ヶ月分の食費については、「2000～3000円」が約27％、「3000円～4000円」では約22％という結果になった。おおよそ半数の飼い主が、1ヶ月に2000円～4000円くらいの食費をかけていることがわかった。
また、約56％の飼い主が「ネットショップ」でキャットフードを購入していることもわかった。「ホームセンター・スーパー・ドラッグストアなど量販店」は27.4％、「動物病院」は7.7%、「ペットショップ」は7.2%となっている。
「ネットショップ」で購入するメリットは、キャットフードは重いので自宅に届けてもらった方が楽、「定期便」の割引サービスが利用できる他、ネットショップでしか買えない銘柄という理由もあるようだ。有名メーカーのものであれば「ホームセンター・スーパー・ドラッグストアなど量販店」で気軽に購入できるが、療法食などは「動物病院」「ペットショップ」でしか購入することができないため、どんなキャットフードを買うかによって購入場所も異なってくる。
続いて、キャットフード選びで困っていることについて質問すると、35.7％の飼い主が「価格が高い」と回答した。前述のキャットフードの購入時に重視することの質問では、「価格が安いこと」を重視すると答えた飼い主の割合は低かったため、価格が高いと感じても購入していることがうかがえる。
また、「多頭飼いだが、猫によってフードの好みが異なる」は24.1％、「食べない、またはすぐ食べなくなる」は24.1％と、猫の飼い主ならではの「猫あるある」な困りごとがランクインした。
最後に、キャットフードの与え方について質問。「決まった時間に決まった量を与えている」は67.8％、「自動給餌器を使用している」は7.0％と、ごはんの時間と量が決まっているのは約7割で、「置き餌にしている」（25.3%）を大きく上回る結果となった。
■調査概要
・調査実施期間：11月6日～11月12日
・アンケート方法：ネットリサーチ
・対象者：ぽぽねこオンラインショップ会員 全国の20代～60代の男女457人
・テーマ：キャットフードに関するアンケート
