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【チワプーひめりんごの耳よりドライブ情報】 海賊船やロープウェイも愛犬と楽しめる、神奈川県・箱根

海賊船に乗船する桃源台港
  • 海賊船に乗船する桃源台港
  • 海賊の出迎え
  • 箱根関所はほぼ完全に復元
  • 箱根関所
  • 箱根関所
  • 箱根関所
  • 芦ノ湖を望む茶店
  • ロープウェイで行ける大涌谷

日没の時間が遅くなるとともに、天気予報でも「お花見のころの陽気です」などと言われる暖かい日が増えてきました。新型コロナウイルスの影響は続いていますが、春になれば少しずつお出かけもできるようになると思います。愛犬と一緒の旅行におすすめのスポットとして、今回は箱根をご紹介します。

東名・御殿場インターからすぐの箱根

東名高速道路の御殿場インターチェンジ(IC)を出ると、約30分で芦ノ湖に到着します。大阪・名古屋方面からは1つ手前の裾野ICで出るのが近いと思います。東京方面からは厚木ICを出て小田原厚木道路を経由するルートもあります。クルマに酔いやすい愛犬と一緒の場合、カーブや加減速の比較的少ない高速道路の方が安心でしょう。ひめりんごの場合、ICから近い御殿場ルートを使います。

海賊船はペットと一緒に乗船可

芦ノ湖の北端、ホテルや飲食店が並ぶ場所に「桃源台港」があります。そこから出ている海賊船には愛犬も乗ることができます。

海賊の出迎え海賊の出迎え

体全体が覆われるバッグなどに入っている小型犬であれば、1周約1時間の船の旅が一緒に楽しめます。また、約30分で到着する「箱根町港」や「元箱根港」で下船することもできます。

完全に復元された箱根の関所

箱根町港で降りると、歩いて5分ほどのところに「箱根関所跡」があります。1999年から発掘調査が始まり、当時の主な建物を復元して2004年から一般公開されています。

箱根関所はほぼ完全に復元箱根関所はほぼ完全に復元

電線を地中に移したり杉並木の整備を行ったり、大規模な作業も行われて現在では江戸時代の姿がほぼ完ぺきに復元されています。

箱根関所箱根関所

ウェブサイトには「ペットを伴う場合は、ケージに入れるなどの対応をお願いいたします」との表記があります。

箱根関所箱根関所

チケット(大人500円)購入窓口で確認したところ、資料館などの屋内ではバッグに入れるなど、ほかのお客さんへの配慮をお願いしますとのことでした。

箱根関所箱根関所

それ以外は、係の方々もワンコに優しく接してくれました。なお、敷地内では、マーキングをさせない、ウンチは持ち帰るなど基本的なマナーには気を付けましょう。

芦ノ湖を望む茶店芦ノ湖を望む茶店

ロープウェイで大涌谷へ

箱根関所を見学した後は海賊船で桃源台港へ戻り、今度は「箱根ロープウェイ」に乗り換えます。「桃源台駅」から約15分で「大涌谷駅」に到着。

ロープウェイで行ける大涌谷ロープウェイで行ける大涌谷

水蒸気や硫黄が噴き出す光景を見ながら、寿命が延びると言われている「黒たまご」を食べるのがおすすめです。

蒸気が激しく吹き上がる大涌谷蒸気が激しく吹き上がる大涌谷

ちなみに、ひめりんごは毎日のご飯にもゆで卵が入っているので大好物。あげ過ぎには注意が必要ですが、その土地の名物を愛犬と一緒に食べられるのも楽しみの1つです。

寿命が延びると言われる黒たまご寿命が延びると言われる黒たまご

なお、わさび味のソフトクリームも微妙な刺激で癖になりそうな味でした。

わさびソフトクリームは独特な刺激わさびソフトクリームは独特な刺激

強羅では四季折々の花を眺めながら愛犬と一緒にお散歩

大涌谷からはその先の強羅までロープウェイに乗って行くことができます。

愛犬も一緒に乗れるロープウェイ愛犬も一緒に乗れるロープウェイ

「箱根強羅公園」では1年を通じて色とりどりの花を楽しむことができます。3月下旬からは桜やつつじ、5月には藤やバラなどが綺麗に咲いています。愛犬はリードをつけていれば入ることができるのは、ありがたいですね。なお、この近くには「箱根彫刻の森美術館」もありますが、ペット同伴では入れないのでご注意ください。

黄金色や緑の絨毯など、季節に応じた景色が楽しめる仙石原すすき草原

春から秋にかけては、仙石原がおすすめ。「かながわの景勝50選」にも選ばれた「仙石原すすき草原」では、風に吹かれて波打つようなすすきを見ながら散歩することができます。

秋の黄金色(こがねいろ)が有名だと思いますが、春に見られる緑の絨毯もきれいです。クルマはもちろん自転車も走っていないので、散歩にも安心です。

安心して散歩が楽しめる遊歩道安心して散歩が楽しめる遊歩道

観光地である箱根には、このほかにもペット同伴で楽しめるスポットが色々あります。愛犬と一緒に泊まれる温泉付きのホテルや旅館も少なくありません。新型コロナウイルス感染症がおさまったら、疲れを癒しに行ってみてはどうでしょう。

《石川徹》

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