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犬の数独、猫の水洗トイレ訓練…日本育児【インターペット2021】

犬の数独
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インターペット2021の日本育児ブースには犬猫の知育玩具のほか、便利グッズなどが展示されていた。ペットが隠したエサの場所を探す「数独パズル」や猫が水洗トイレで用を足せるようにするグッズを発見した。

数独パズルは、コマをスライドさせて数字や絵を合わせるパズルの原理で、エサの入った場所のコマを開けさせるというもの。においでエサのあるコマがわかっても、順番でスライドを動かす必要がある。コマの数は4、6、9、16と4段階のレベルを選べる。主に犬向けだが、おやつと遊びを兼ねさせることができる。

エサを隠すところが回転する板で塞がれていて、穴の位置を一致させないとエサにたどりつけないというパズルや、引き出しや小さい筒になっているタイプのパズルもある。難易度は高いが、その分犬の刺激にはなる。

ペットピアノは、筒状になったシーソーの片側に鉄琴のバチがついていて、筒を傾けると中からエサが落ちてくるしかけになっている。このしくみなら猫も遊んで原理を覚えられそうだ。

ほとんどの猫は、砂を敷いたトイレを用意すれば、色々と教える必要はあまりない。動画などでは水洗トイレで用を足す猫もいるが、これができると猫のトイレ掃除が楽になる。ブースにはそのトレーニングをする製品もあった。

一般的な水洗トイレの便座に載せる赤ちゃん用の小さい便座がある。それの猫版なのだが、穴の部分に猫砂を敷けるトレーが取り付けられるようになっている。砂があるので最初はそこをトイレだと認識させる。トイレであることを認識し、便座に座ることを覚えたら、徐々に砂の量を減らしていく。

さらに慣れてきたら、トレーを真ん中に穴が開いたものに交換する。穴はあくが砂を入れる領域は残っている状態だ。砂あり・穴あきの状態でもうまく便座に座れるようになったら、もっと穴が大きいトレーに交換する。これでトレーニングはほぼ終了となる。ただ、ここまでくると水を流すところまで教えたい。

《中尾真二》

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