インプレスは、全52種の生き物の口(くち)に焦点を当てた図鑑『口を開けたらすごいんです! いきもの口図鑑』を4月22日に刊行した。
「ヒトのくちびるが赤いのはなぜ?」「蚊の針は実は6本もあった!」「成虫になったら口がなくなるカゲロウ」「食事もウンチも口からするヒトデ」などなど、生き物の口には不思議がたくさん詰まっている。
口は生き物にとって最も大切な器官の1つで、エサをとるため、コミュニケーションを行うため、物を運ぶため、敵と戦うため、など多くの役割がある。そのため、口を知ることは、その生き物の生態を知ることに直結する。
同書では犬や猫、インコなどペットとしても身近な動物から、ゾウやイルカなど動物園や水族館で馴染みのある生き物、土の中や深海にすむ生き物まで、全52種を紹介。生き物の口を通じて、口の成り立ちや生命の進化も学ぶことができる。
巻末には理解が深まる「生き物用語集」や、自分で調べるときに役立つ「自由研究のしかた」も付いており、口にまつわる素朴な疑問やおもしろい特徴を足がかりに、その生き物のことを楽しく理解できる1冊となっているとのこと。