サンシャイン水族館（東京都豊島区）は、カリフォルニアアシカの「チャップ（オス）」と「パコ（メス）」に、5月9日赤ちゃんが誕生したと発表した。1978年に開館して以来、同館でのカリフォルニアアシカの赤ちゃん誕生は初めてとなる。
日本国内のカリフォルニアアシカの出産は、6月から7月に集中するため、飼育スタッフの想定よりも早い出産となったが、母仔ともに元気で、安定した育仔環境のもと赤ちゃんは順調にスクスクと成長しているという。母のパコは初めてとは思えないほど、しっかりと立派に仔育てを行っているそう。
現在屋外エリア・マリンガーデン「アシカたちの砂浜」水槽では母仔の様子を公開しており、微笑ましい仔育ての様子や愛くるしい赤ちゃんの姿を観ることができる。なお、当面の間、育仔に集中できる環境を維持するため、来館者と水槽との間に距離を取っているため、アシカの様子が見えにくい場合があるとのこと。
