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チーターの赤ちゃん人工哺育に、スタッフが成長をサポート…アドベンチャーワールド

7月22日に誕生したチーターの赤ちゃん
  • 7月22日に誕生したチーターの赤ちゃん
  • 7月22日に誕生したチーターの赤ちゃん
  • チーターの母乳の成分に近いネコ用の人工乳を1日6回(8月15日現在)与えている。ミルクの量や与える回数は赤ちゃんの様子次第で調整することも
  • 赤ちゃんの体調・成長を確認するために、体重測定・体温測定を実施
  • 自然保育の場合、母親が赤ちゃんの陰部を舐めることが刺激となり排泄を促す。赤ちゃんは自力で排泄することができないため、スタッフがサポートを行っている
  • チーター

アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、7月22日に誕生したチーターの赤ちゃんを8月6日より人工哺育へと切り替えたと発表した。

誕生当初はしっかり授乳し、赤ちゃんの体重は増加していたが、8月4日(13日齢)の測定で体重が増加していないことがわかったそう。母乳が出ていない可能性を考え搾乳したところ、母乳量が十分とはいえなかったため、人工哺育で成長をサポートすることにしたという。

現在はワイルドアニマルメディカルセンターにて、スタッフが赤ちゃんに人工ミルクを与えているという。公開時期は未定で、決まり次第発表となる。今後は、チーターたちが暮らすサファリワールドの施設内へ引越しを行う予定とのことで、将来的に他のチーターたちと暮らすことができるようにサポートしていくとしている。

■チーターの赤ちゃんについて
・出生日:2021年7月22日
・性別:オス
・体重:1200g(8月15日測定)
・誕生から現在まで:
 7月22日(0日齢)誕生
 8月1日(10日齢)両目が開く
 8月6日(15日齢)人工哺育開始
 8月9日(18日齢)乳歯が生える

《鈴木まゆこ》

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