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機能と使いやすさにこだわった国産ペットフード…ユニ・チャーム【DIYショー2021】

キャットフード「銀のスプーン三ツ星グルメ にゃんSpoon」(ユニ・チャームブース/DIYショー2021)
  • キャットフード「銀のスプーン三ツ星グルメ にゃんSpoon」(ユニ・チャームブース/DIYショー2021)
  • 「銀のスプーン三ツ星グルメ にゃんSpoon」(ユニ・チャームブース/DIYショー2021)
  • ドッグフード「グラン・デリ フレシャス」(ユニ・チャームブース/DIYショー2021)
  • ユニ・チャームブース(DIYショー2021)
  • ユニ・チャームブース(DIYショー2021)
  • ユニ・チャームブース(DIYショー2021)
  • ユニ・チャームブース(DIYショー2021)

紙おむつなど生活関連製品を幅広く扱うユニ・チャームは、犬と猫向けを中心にペットケア分野にも進出している。ペットフードではいわゆる外資系が強いが、ユニ・チャームは数少ない国産ペットフードメーカーとして世界的大手の一角に食い込んでいる。

同社は、幕張メッセ(千葉県)で10月7日~9日に開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」(DIYショー)に、大規模なブースを設け幅広い製品を展示した。

猫用おやつ需要の高まり

今月末には、猫用おやつの「銀のスプーン三ツ星グルメ」シリーズに「にゃんSpoon」が新しく加わる。コロナ禍の影響で、飼い主が猫と共に過ごす時間が増える傾向にあるそうだ。コミュニケーションの用のツールとして、おやつの需要も増えているという。

与えやすく食べやすい「にゃんSpoon」

そんな中、より使いやすい製品へのニーズが高まっている。ユニ・チャームでは、ペースト状のおやつをスプーン形状の容器に入れることで、飛び散ったり床にこぼれたりすることを防止した。スティックタイプとは異なり、飼い主が絞り出す手間もなく、猫にとっても食べやすいことから小売店の評判も良いそうだ。

にゃんSpoonには、まぐろ、かつお、鶏ささみ、サーモン、シーフードと5種類のフレーバーが用意される予定だ。1つ10gと、猫が1度に食べきれるサイズとなっているのも特徴。10月18日に出荷が開始されるそうで、今月末にはペットショップやホームセンターなどで手に入るだろう。

彩りがきれいな「フレシャス」ドッグフード

犬用の新製品は、「グラン・デリ」ブランドに新しく追加された「フレシャス」ドッグフード。粒状のドライフードに、フリーズドライのささみやカボチャ、ブロッコリー、ニンジンを加えたプレミアムフードだ。野菜の彩りも良く、人間の食べるシリアルのようなイメージが新鮮だ。

見た目だけでなく栄養バランスにも配慮

ユニ・チャームでは、このフードを「健康志向に合わせた健康機能食品」と位置付けており、国産素材の安心感と栄養バランスが売りのようだ。小分けパック包装がされており、酸化防止への配慮がされているのもありがたい。先月の発売以来好評のようで、計画の約2倍の売り上げがあったという。

フレシャスは、好みに応じて「チキン&ビーフ入り」と「チキン&小魚入り」の2種類から選ぶことができる。チキン&ビーフ入りには、「低脂肪設計」、「10歳以上用」と「13歳以上用」という栄養バランスを調整した3種類の選択肢もある。愛犬の体調や年齢に応じ、きめ細かなチョイスが可能なのも嬉しい配慮と言える。

《石川徹》

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