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デザイン性と機能性を両立するプレミアムなペット用家具…フランスペット 【ペットインテリア展2021】

フランスペット/フランスベッドブース(ペットインテリア展2021)
  • フランスペット/フランスベッドブース(ペットインテリア展2021)
  • 「ペットベッド ワゴン イン」と「ペットマット コージーイン」(フランスペット/フランスベッドブース、ペットインテリア展2021)
  • 「ペットハウス ソフィタ イン」と「ペットマット コージーイン」(フランスペット/フランスベッドブース、ペットインテリア展2021)
  • 「ペットハウス ソフィタ イン」と「ペットマット コージーイン」(フランスペット/フランスベッドブース、ペットインテリア展2021)
  • ペットハウス ステージ インとペットマット コージーイン(フランスペット/フランスベッドブース、ペットインテリア展2021)
  • ペットハウス ステージ インとペットマット コージーイン(フランスペット/フランスベッドブース、ペットインテリア展2021)
  • フランスペット/フランスベッドブース(ペットインテリア展2021)
  • フランスペット/フランスベッドブース(ペットインテリア展2021)

東京ビッグサイトで開催された家具とインテリア製品の展示会「アジア・ファニシングフェア2021」には、老舗ベッドメーカーのフランスベッドも出展。人間用家具のエリアだけでなく、会場の一角に設けられた「ペットインテリア展ペットサローネ」にも専用ブースを設けていた。

同社はペットと暮らすためのインテリアブランド「フランスペット」を2003年に立ち上げ。今年7月にリニューアルし、第1弾の商品を発売した。部屋の間仕切りにもなる家具調の「キャットタワーパーティション」やペットハウス付きのサイドテーブルなどには、人間の家具と同等の高級感が感じられる。

高級感のあるベッドフレームと2層構造のマットレス

今月、第2弾としてペット用ベッドが登場した。1m弱の幅(938mm)と60cmを超える奥行(638mm)で、トイプードルやチワワなどの小型犬であれば2頭一緒でもゆっくり寝られる広さがある。ダークブラウンのフレームで、寝室の落ち着いた雰囲気に馴染みそうだ。高さの異なる2種類の脚が付属しており、ロータイプにすれば使わない時は人間のベッド下に収納することもできる。

別売りのマットレスは、低反発と高反発2種類のウレタンを組み合わせた本格的なもの。寝心地の良さと立ち上がりやすさの両立に配慮した2層構造とのことで、この辺りにはベッドメーカとしてのノウハウが応用されているだろう。防水仕様で衛生面も安心だ。

マットレス単体やハウスと組み合わせた使い方も

このマットレスはS、M、Lの3サイズが用意されており、ペットの大きさに合わせて単体でも使用できる。また、ベッドと同時発売された2種類のハウスに組み合わせることもできる。開放的な「ステージイン」と山小屋風の「ソフィタイン」があり、ペットの好みに応じて寛ぎの場所が提供できそうだ。

見た目と機能性にこだわる提案

このマットレスは最小のSサイズでも3万3000円、Lサイズは6万6000円と安価な商品ではない。ベッドフレームと合わせると13万円を超え、ペット用品としてはかなり高額と言えるだろう(価格は全て税込)。フランスベッドでは、インテリアにマッチしたペット用品へのニーズと、ペットの「眠りの質」にもこだわりたい飼い主に向けた提案だとしている。人間同様にペットの寿命も年々延びており、高齢化の傾向にある。そんな中で、介護用ベッドも手掛ける同社の知見が生かされているだろう。

見た目の質感と機能性を両立する製品として、ペットへの投資をいとわない飼い主には魅力的だといえる。百貨店や住宅メーカー、家具店などからの問い合わせが多いそうで、ペット用品の新しい顧客層の開拓につながるかもしれない。ライフスタイルの多様化とともにペットとの向き合い方が変化する昨今、ホームセンターやペット用品店で購入できる手軽な商品以外の選択肢も広がっている。

《石川徹》

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