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シロクマや黒豹などの動物彫刻を展示、「フランソワ・ポンポン展」佐倉市立美術館にて開催…22年2月3日~3月29日

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『シロクマ』1923~33年、白色大理石、群馬県立館林美術館蔵
  • 『シロクマ』1923~33年、白色大理石、群馬県立館林美術館蔵
  • 『大黒豹』1930~31年、ブロンズ、群馬県立館林美術館蔵

千葉県佐倉市立美術館は、2022年2月3日から3月29日までの期間、「フランソワ・ポンポン展」を開催する。

19世紀末から20世紀初頭にフランスで活躍した彫刻家フランソワ・ポンポンは、ロダンのアトリエなどで下彫り職人として経験を積み、50歳を過ぎて動物彫刻家に転向。シンプルな形となめらかな表面をもつ「シロクマ」や「フクロウ」「ペリカン」などを生み出した。

日本初の回顧展となる同展では、最初期の人物から洗練された最晩年の動物彫刻まで、ブルゴーニュ地方のディジョン美術館や出身地ソーリューのポンポン美術館、また国内でポンポンの彫刻と資料を多数所蔵する群馬県立館林美術館から彫刻、スケッチなど、約90点が出品される。

あわせて、ポンポンに影響を受けたとされる佐倉ゆかりの金工家・津田信夫氏の同館所蔵品も展示される。

■開催概要
・会期:2022年2月3日~3月29日
・開館時間:10時~18時(入館は17時半まで)
・休館日:月曜日(ただし、3月21日は開館、3月22日は休館)
・会場:佐倉市立美術館
・観覧料:一般800(640)円、大学・高校生600(480)円、中・小学生400(320)円、未就学児無料、( )内は前売りおよび20人以上の団体料金
・前売券:佐倉市立美術館、佐倉市民音楽ホール、佐倉市観光協会、JR佐倉駅前観光情報センターにて、年末年始を除く、2021年12月18日から2022年2月2日まで販売

《鈴木まゆこ》

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