東武動物公園(埼玉県宮代町)は、2022年の干支「寅」にちなんだ特別イベントを開催する。なお、新年は1月2日より営業する。
4頭のホワイトタイガーを飼育している同園では、ホワイトタイガーと一緒にお正月風に装飾された特別なスペースで写真撮影ができる限定イベント「干支のアニマルフォトスタジオ」を開催。開催日は1月30日までの土日(1月1日は除く)で、PassMarketにて事前予約が必要。1組1000円(1組最大6人まで)。
1月2日・3日の2日間は、「寅年ホワイトタイガーガイド」を実施。飼育係がホワイトタイガーの生態や個体の説明をするほか、屠体給餌(とたいきゅうじ)を行い、その取り組みについて紹介する。屠体給餌とは、駆除されたシカなどの野生動物を動物園が購入し、肉食動物に毛や骨が付いた状態でエサとして給餌する取り組み。駆除された動物の1割は食肉用に加工されるが、9割は廃棄されているため、駆除された命を無駄にしないようにと、全国の動物園で広がりつつある。
また、1月1日を除く毎週土曜日11時からは、ホワイトタイガーにおやつの馬肉あげられるイベント「ホワイトタイガーのおやつタイム」も開催。先着15組限定、1組500円。
さらに園内には、白虎神社や造花で作られた等身大のホワイトタイガーの親子など、トラ関連のフォトスポットもあるほか、トラをモチーフとしたフードやお土産が販売されるなど、トラづくしとなっている。
他にも新春イベントとして、1月2日・3日の2日間、アルパカが来園者を出迎える「新春ウェルカムアニマル」、お正月装飾を施したアニマルパレード「ハッピーZOO イヤーパレード」を開催する。