うさぎや小鳥など、小動物もインターペットの主役だ。三晃商会のブースは、うさぎ、モルモット、チンチラ、デグー、ハムスター、小鳥など小動物関連のグッズやフードが並んでいる。
これらの動物はケージに入れて飼うことが多いが、同社は新製品としてステンレス製のケージを展示していた。うさぎやハムスター用のケージ、鳥かごなどは、スチールのクロームメッキかエポキシ樹脂コーティングのものが主流だ。だが、これらはサビや樹脂がはげるといった問題がある。げっ歯類の場合、ケージなどをかじることが多いので健康への悪影響が心配だ。ステンレスは、表面の安定性が違うのでメッキがはげにくくサビもでにくい。
うさぎなどを室内で飼うとき、ケージの「檻(おり)」感を出したくないなら、アクリル製の飼育ケースがあるという。展示してあったケースは、前面が両開きで全開できるようになっていた。掃除や世話をするときのアクセスがしやすそうな製品だ(逃げ出す、逃げ出すと困る動物には使えないが)。
その他、小鳥用の止まり木、げっ歯類のかじり木、爪とぎ、ケージ用のトイレや水のみ器、回し車、おもちゃなどの小物製品も豊富だ。目を引いたのは、巨大な回し車。直径は40cmほどもある。チンチラやプレーリードッグ用に開発したものだという。
この製品は、同社の「サイレントホイール フラット」と呼ばれるシリーズで、スタンドかケージに縦に取り付けるタイプだ。「フラット」というのは、動物が入る側の軸がフラットになっており、軸受けの出っぱりや穴がない。サイズは12cmから動物にあわせて各種揃っている。軸受けのベアリングもしっかりしたもので、音も静かだが、脱着可能で分解メンテナンスもできる。