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アパレル・グッズに加え、愛犬と泊まれるキャンプ場やホテルも…DOG DEPT【インターペット2022】

DOG DEPTブース(インターペット2022)
  • DOG DEPTブース(インターペット2022)
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東京ビッグサイトで開催された「インターペット」は、今年で11回目を迎えた。主催者発表によると、3月31日から4月3日の4日間で来場者は4万人を超えたという。

「DOG DEPT(ドッグデプト)」ブランドを展開するネットワークは、オリジナルグッズの販売に加え、2種類のフォトスポットを設けていた。社員の手作りだというトレーラーハウスとショップをイメージしたデコレーションが注目を集め、順番待ちの長い列ができていた。

1周年を迎えたリードフリーのキャンプ場

DOG DEPTは、昨年3月に犬と泊まれるキャンプ場「THE DOG DEPT GARDEN RESORT 安房白浜 CAMP & TRAILER」を千葉県の南房総市にオープンした。1区画ごとに柵で区切られており、犬たちはノーリードで過ごすことができる。地面はウッドチップで覆われ、足腰への負担も少ない。

「テントに泊まるのはちょっと…」というキャンプビギナー向けには、冷暖房完備のトレーラーハウスも用意されている。目の前には房総の海が広がっており、愛犬と一緒に散歩したり、夕日を眺めながらバーベキューを楽しんだり、様々な過ごし方ができるロケーションだ。

愛犬家の望む事業に進出

飼い主と愛犬のペアルックを提案するアパレルブランドのDOG DEPTだが、カフェやキャンプ場のほかにも湘南(神奈川県)と軽井沢(長野県)にて合計3軒のホテルを運営。同社常務取締役の山田茂氏は、「愛犬家のお客様に望まれる事業展開を常に検討しています」と語る。軽井沢のホテルも、顧客の声から生まれたそうだ。

「THE DOG DEPT GARDEN HOTEL 軽井沢」のある場所では、元々ショップとドッグラン、カフェレストランを運営していた。夕食後にお酒を飲んで、「このまま寝られたらいいのに」という要望が多かったため、ホテルを始めたそうだ。当初は異業種への参入に疑問の声もあったようだが、「行楽地でも、愛犬同伴で入ることができない場所がまだあります。わんちゃんが休める場所を提供したいという思いも、ホテルを始めた理由の1つです」(山田氏)という。

キャンプ場経営はアパレル業にもメリットがあったそうだ。「キャンプから弊社のブランドを知っていただいたお客さまも少なくありません」(山田氏)とのことで、今後も良い場所があれば新たな宿泊施設を検討していきたいとしている。

《石川徹》

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