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IKEA長久手での介助犬トレーニングを実施…日本介助犬協会

IKEA長久手での介助犬トレーニング
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愛知県長久手市に訓練センターを構える日本介助犬協会は、日頃から愛知県内の商業施設や公共交通機関の協力を得て訓練(パブリック訓練)を実施している。5月25日には新型コロナウイルス感染拡大後初めてとなるIKEA長久手でのパブリック訓練を実施した。

訓練センターから車で5分ほどの距離にあるIKEA長久手は、2017年にオープン。補助犬以外のペット同伴は不可だが、2019年に初めて店内での介助犬訓練犬の受け入れを実施。今回が2回目となった。

店内では一般客と同様に家具などを見ながら訓練を実施。イケアはスーパーやデパートなどとは異なり家具を乗せる大きなカートを引いて歩いている人がいたり、家を模した家具のディスプレイがあるなど、ふだんと違った環境で訓練ができる非常に貴重な機会となっている。

介助犬は身体障害者補助犬法のもと、様々な公共施設などにも同伴することができる。パブリック訓練は犬たちの経験の機会のみならず、イケアを訪れる人たちへの受け入れ啓発活動にも繋がっていると担当職員は感じているという。

また、IKEA長久手側は「イケアで介助犬トレーニングを実施いただき、介助犬の活動を近くで感じることができました。店舗入り口では手指への消毒をしていただく際に、状況を理解し静かに待っている落ち着いた犬たちの様子に深く感心をしました。お買い物をされているお客さまにも、介助犬の活動を知っていただく良い機会になったと思います」とコメントしている。

《山本真美》

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