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定期的な病院通いに投薬や点滴、強制給餌などを経て、「けまり」は回復とまではいかないものの、少し病状が安定していきます。そしてなんとなく、落ち着いた生活を送れるようになっていき、私は「このまま、良くなってくれないかな」と願いながら、看病を続けました。
アメリカでは野生動物の狂犬病感染がたびたび報告される。マサチューセッツ州の一部では今年の5月初旬から約1か月にわたってヘリコプターからワクチン投下を行った。
どんな状況になっても、主治医の先生を信じると決めた私と、けまりの闘病生活は約1年続きました。
動物福祉先進国といえるイギリスにも、違法なキツネ狩りや「ハンティングトロフィー」など、独特な課題も少なくない。あまり知られていない問題を紹介する。