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環境省が「中央環境審議会動物愛護部会」に提案した「数値規制」には、犬猫以外の愛護動物への配慮が新たに追加されたことを前回紹介した。今回は、もう1つの注目すべき点である、遺伝的疾患について解説する。
アフリカや中東の岩砂漠などに生息する、世界最小級の野生ネコ「スナネコ」。今年3月20日から、那須どうぶつ王国(栃木県)と神戸どうぶつ王国(兵庫県)で、国内の動物園では初の展示が始まった。
「中央環境審議会動物愛護部会」で環境省が委員に提示した基準案の内容には、さらに前進が見られたポイントがある。犬猫以外の動物と遺伝的疾患に対する配慮の必要性だ。
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、10月15日に、児童書『環境ノンフィクション 消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』を刊行した。
前回紹介したように、10月7日に環境省が「中央環境審議会動物愛護部会」を開催した。そこでは、いわゆる「数値規制」案の答申が行われた。それに対し、全国ペット協会から多くの反対意見が述べられた。
化粧品や香水、医薬部外品の製造および販売を行うマンダムは、動物実験代替法の開発に取り組んでおり、その研究の一環として、昨年に引き続き「第14回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」を行うと発表した。
10月7日、環境省が「中央環境審議会動物愛護部会」を開催した。テーマは動物愛護法に関連し動物取扱業者に課せられる、いわゆる「数値規制」案の答申。具体的な飼養基準を定めるこの省令は、年明けには公布される。したがって、ここでの議論が1つの山場と言えた。