アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、ジョリーグッドと共同開発した「VR動物園」を障害者支援施設で過ごす子供たちに向けて、4月30日までの期間限定で無償提供することを決定した。
「VR動物園」では、アドベンチャーワールドの飼育スタッフやトレーナーでなければ体験できないほどの至近距離かつ、高精細VR映像で、ジャイアントパンダやイルカたちを見ることができる。
同社は、新型コロナウイルスの影響で、遊びに行くことができずにストレスを抱えてしまっている子供たちのストレスを解消することを目的に、無償提供を行うことを決めたという。同映像は、ジョリーグッドが提供する発達障害者支援VRプログラム「emou(エモウ)」の中で配信されるため、既に「emou」を導入している施設は、アプリの中でそのまま体験できるようになっている。
ちなみに、現在「emou」を導入していない障害者支援施設であっても、3月31日までに申込みを行えば、VRゴーグルを無料でレンタルできるとのことだ。対象は、全国の障害者支援施設(放課後等デイサービス)。