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“ペットのお世話をしてくれる”高齢者向け住宅が東京・久我山にオープン…ワイグッドケア

ワイグッドケアからペット共生型高齢者住宅オープン
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ワイグッドケアは、介護が必要な高齢者でも安心して愛犬と暮らせるサービス付きの高齢者住宅「ハートランド・エミシア久我山 with Doggie」を4月7日にオープンすると発表した。

動物と触れ合うと身体的にも心理的にも良い影響があることが認められているため、ワイグッドケアは、同施設のオープンを決めたという。

例えば、見つめ合ったり触れ合ったりすることで、絆ホルモンの分泌が増し、ストレスホルモンの分泌が減少する効果が得られる。また、心理的には「世話をして育てる」という使命感や、「頼られている」という責任感が湧き、生きることへの意欲につながる。さらに、認知症高齢者の情緒安定を促すこともできると言われている。

同施設では、愛犬の世話を専門的な知識を持つ動物看護師がシッティングサービスを行う。そのため、犬を飼っている高齢者だけでなく、今は飼っていなくとも飼いたいと願っている高齢者でも安心して愛犬と過ごすことができるという。

また、もし入居者である飼い主が先に最期を迎えたとしても安心できるように、事前に信託会社と連携。家族や里親、老犬ホーム等においてペットの生涯を委ねるために、一部財産を信託する仕組みを用意した。

同社は、愛犬と暮らす高齢者も、飼いたいが世話やもしもの時が不安でこれまで飼えなかった高齢者も、安心して暮らせる施設となっているとしている。

《鈴木まゆこ》

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