東急電鉄とこどもの国協会及びこどもの国牧場の3社は、「こどもの国」（神奈川県横浜市）の魅力を発信するために、こどもの国牧場の羊をイメージしたラッピング車両「ひつじでんしゃ」を3月29日より運行開始。既に運行されている「うしでんしゃ」も好評につき継続される。
東急電鉄が運営するこどもの国線は、田園調布線長津田駅とこどもの国駅を結ぶ3駅からなる路線で、こどもの国に来園するための利用客が多い路線。こどもの国に併設される雪印こどもの国牧場には、約30頭の羊や約40頭の牛などが飼育され、実際に動物に触れ合うことや、バター・チーズ作りや乗馬、乳搾りなどの体験が出来る。
3月29日から運行が開始される「ひつじでんしゃ」は、こどもの国線の列車1編成「2両編成」を羊に見立て、ホワイト系とブラウン系を各1両ずつ、2種類の模様で外装をラッピング。内装（壁面・床面）には牧場風景が描かれている。
2018年10月から既に運行が開始されている「うしでんしゃ」は、車両全体を牛に見立てたラッピングと牧場の風景を描いた内装がSNS等で話題になったという。2020年3月末までの運行を予定していたが、好評につき運行継続が決定。タイミングによっては、「ひつじでんしゃ」と「うしでんしゃ」がすれ違う様子を目にすることもできる。
