スマートねこトイレ「toletta(トレッタ)」を手掛けるトレッタキャッツは、東京大学の加藤大貴獣医学博士をアドバイザーに迎え、「ねこの健康を考える」研究チームを8月に発足する。
加藤大貴獣医学博士は、犬の希少癌の治療標的発見といった研究で、動物医療の発展に貢献するとともに、自身も猫と一緒に長年暮らしている愛猫家。
同氏をアドバイザーに迎えた同研究では、tolettaが構築した大規模なデータプラットフォームを活用し、異常を検知することに留まらず、「ねこが健康であるという状態」を定義することを目指している。
さらに、健康な状態を維持するために必要となる要素も定義し、猫がもっと健康で長生きできる社会作りを目指すという。
同士は、トレッタキャッツが蓄積しているデータを用いて、世界中の猫に役立つ早期診断の技術を作っていきたいとしている。