日本介助犬協会は新たな取組みである“付添犬”の活動のため、9月1日よりクラウドファンディングにて、育成費の募集を開始した。
付添犬とは、虐待や性被害を受けた子供が、安心して自分の受けた出来事について、司法関係者や医療従事者などに伝えられるよう手助けをする犬のこと。被害を受けた子供にとって、伝えるということはとても勇気のいることで、強いストレスを伴う。そのため、子供たちの気持ちが少しでも安らぐように、司法の場において正確に話すことができるように、付添犬は子供たちに寄り添う。
そこで同協会は、付添犬育成費の一部費用として、150万円を目標に募集を開始。すると開始4日目には早くも目標を達成。プロジェクトのページには「素敵な取組みだと思います」「傷ついた子供たちに、犬の優しさが届いて欲しいです」などたくさんのメッセージが届いているという。
同協会ではネクストゴールとして、育成費の残りとして300万円を目指し、さらなる協力を呼び掛けている。募集は10月30日23時まで行っており、「レディーフォー 付添犬」で検索すると該当ページを見つけることができる。