横浜市芸術文化振興財団や横浜市緑の協会らは、動物園とオンラインを舞台に、デザイナー・太刀川英輔氏が提唱する思考メソッド「進化思考」を用いて、生物からイノベーションを学ぶ全3回のワークショップ「進化の学校」を開催する。
「進化の学校」は、クリエイターの力と、よこはま動物園ズーラシア(神奈川県横浜市)が持つ生態系の知識とを活かし、企業や大学の事業アイデアや価値観をアップデート(進化)することを目指すという。そして、気候変動など地球環境が大きく変化する中で持続可能な社会をつくるため、未来を描くイノベーターの交流をはかるとしている。
今回の開催は、文化芸術創造都市横浜の取組の一環として2019年に実施されたワークショップ「WE BRAND YOKOHAMA」シリーズとして企画。開催形態は、新型コロナウイルス感染症の状況が考慮され、動物園での実地開催とビデオ会議システムを用いたオンライン開催を組み合わせての実施となる。
現在参加者を募集しており、生物多様性や環境に対応した事業づくりに関わっている人、自社のブランディングや新規事業・イノベーション創出に関わっている人、固定概念にとらわれず外部の視点を取り入れながらアイデアを考えたい、発想力を磨きたい人などにおすすめのワークショップだという。
■開催概要
・会期:
1日目:11月26日 15時~18時 会場:オンライン開催(ビデオ会議システム)
2日目:12月9日 10時~16時 会場:よこはま動物園ズーラシア
3日目:12月16日 15時~18時 会場:オンライン開催(ビデオ会議システム)
・参加費:1万5000円(全3回・税込)
・詳細・申込:横浜市芸術文化振興財団のホームページに記載あり