動物のリアルを伝えるWebメディア

「ワンOneday DX」、柏の葉T-SITEにて開催…犬に優しい街を盛り上げるイベント

「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE
  • 「ワンOneday DX」at 柏の葉T-SITE

3月20日、千葉県柏市にある「柏の葉T-SITE」で「ワンOne day DX」が開催された。8回目を迎えたこのイベントには、毎回2000人以上の愛犬家が訪れる。国道16号線に面し千葉県の南部や埼玉県方面からもアクセスが良いためか、朝8時頃から犬連れ客が集まりはじめ、多くの犬たちが10時の開場を待っていた。

愛犬と一緒に楽しめるイベント「ワンOne day」

T-SITEは、蔦屋書店などの書店事業や「Tポイント」で知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する。東京・代官山など全国の5か所で展開しているが、柏の葉は “想いは、「犬に優しい街、柏の葉」宣言を、この場所から。” をテーマに掲げている。ドッグカフェやトリミングサロンに加え、犬用の飲み水、トイレシート、ウンチ袋などが無料で提供されており、犬に優しい環境が整えられている。

「ワンOne day DX」では、犬用の食べ物、洋服、リードやハーネス、食器などの雑貨メーカーなど約30社が「マーケット」に出展。以前REANIMALでも話を聞いた写真家の堂園博之氏による撮影ブースも設けられていた。そのほか「オテマテ選手権」や「ドッグタイムレース」といった参加型のゲームも行われた。

また、毎回実施される犬種ごとの写真撮影会が人気を博しているという。今回はフレンチブルドッグの撮影会が21日に予定されていたが、悪天候のためイベント自体がキャンセルされたのは残念だ。

屋内・屋外ともにドッグフレンドリーな環境

ドッグカフェ以外にも「ドッグコミュニティサロン」と名付けられたスペースがあり、施設内の店舗で購入した飲食物の持ち込みができる。夏の日中や真冬、または雨の日などテラスで過ごすのが厳しい時も、屋内で愛犬とゆっくり過ごすことができるのはありがたい。また、カートやバッグで全身が覆われた状態であれば、蔦屋書店をはじめほとんどの場所に愛犬同伴で入店できるなど、ドッグフレンドリーなスポットになっている。

昨年10月にはドッグラン「KASHIWANOHA Dog Garden」がオープン。その隣には外周800メートルの「アクアテラス」もあり、池を眺めながらのんびりと散歩が楽しめる。インドア、アウトドア両面で愛犬と一緒の時間を満喫できる場所だ。

他にも「呼び戻し」や「待て」、「伏せ」などのトレーニング、ドッグマッサージやワンちゃん雑貨の手作りワークショップなどを不定期で実施しているという。アクセスはつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅から徒歩7分。クルマの場合は、常磐自動車道 柏ICから2キロほど。当イベントを担当する同社の野々村大輔さんは、「このT-SITEを中心に、柏の葉をもっと “ドッグフレンドリー”な街にしていきたい」と語る。

犬と楽しめる場所が充実、ららぽーとや公園も

このエリアには愛犬と一緒に楽しめるスポットが多く、確かに「犬に優しい街」の印象が強い。T-SITEから歩いて10分ほどの所には「ららぽーと柏の葉」があり、ペット用品店や動物病院が入っている。また、キャンプ用品店やアパレルショップ、インテリア雑貨店など、犬同伴で入店可能な店舗も多い(頭まで隠れるカートやバッグが必要)。1階のイタリアンレストランにはテラス席があり、ペット同伴での飲食が可能。

千葉県立「柏の葉公園」のドッグランは1600平方メートルを超える広さがあり、大型犬でも楽しめそうだ。初回は登録料(700円)が、翌年からは更新料(530円)がかかるが、毎回の利用は無料とのこと。なお、登録には飼い主が「ガイダンス」へ出席することが義務付けられているそうで、安全面への配慮がうかがえる。不定期ながら犬のしつけ教室も開催されており、このあたりにも犬に優しい街としての意識の高さが感じられる。

この公園には池に囲まれたバーベキュー場もあり、リードを着ければ愛犬同伴も可能だ。「バラ園」には愛犬を連れて立ち入ることはできないが、それ以外の場所では野鳥や木々の観察をしながら散歩を楽しむこともできる。

電車や高速道路からのアクセスも良い柏は、関東地域在住の愛犬家にとって注目のスポットと言えるだろう。

《石川徹》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top