那須サファリパーク(栃木県那須郡)は、4月19日の「419(しいく)」の数字にちなんだ「飼育の日」イベントを4月17日、18日に開催する。
動物たちが心も体も健康に暮らせるよう、動物の生態に基づいて工夫を行うエンリッチメント。今回のイベントではカピバラ、キリン、エランド、トラなどに使用するフィーダー(餌をあげる道具)を飼育員と参加者で消防ホースを編んで作成する。完成したものは、後日園内で使用している様子をTwitterやFacebookにアップするという。
エンリッチメント道具は、暇な時間を減らすことで動物たちの心と体の健康をサポートするのが目的だという。自然界で暮らす動物たちは餌を探したり、餌を食べたりすることに長い時間を費やす。一方、動物園やサファリパークで飼育されている動物たちは飼育員が餌を用意するため、餌が簡単に手に入り、単調な時間が多くなり運動不足になってしまう、動物たち自身つまらない、などといった心と体への悪影響が出てしまう。
今回のイベントで作るフィーダーを使用することで、餌を食べるために動物たちが考えたり工夫したりするようになり、暇な時間を減らすことができるようになる。それにより、動物たちの心と体の健康をサポートするのが今回の目的なのだそう。
■開催概要
・開催日時:4月17日、18日 13時~
・開催場所:園内サファリショップ前(雨天の場合は集合の後、場所移動)
・参加人数:10組(1組3人まで)
・料金:無料