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RABO、猫の食事をテクノロジーでサポートする「Catlogフードケア」をリリース

RABO、猫の食事をテクノロジーでサポートする「Catlogフードケア」をリリース
  • RABO、猫の食事をテクノロジーでサポートする「Catlogフードケア」をリリース
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猫専用IoTサービス「Catlog(キャトログ)」を展開するRABOは、Catlogによって取得・蓄積された12億件を超える猫のデータベースを活用した新サービス「Catlogフードケア」をリリースした。

「猫も家族の一員である」という意識から、1匹あたりにかける費用が増加し、市場は年々拡大を続けている。その中でも、 医療や保険、 プレミアムフードといった健康管理に関連する支出が市場を牽引し、 家族としての猫の健康志向にシフトしているという。

購入チャネルとしては、定期的に購入するものであり、かつ重量が重いことからECへの傾倒が進んでいるとみられている。しかし、定期購入などのシステムを組んでいる業者はまだ少なく、さらには個体情報(品種、年齢、既往症)に最適化されたフードレコメンデーションは先行事例があまりないという。

そのため、同社は、飼い主は猫のフードにとても高い関心を持っていると言えるが、一方で、「今あげているごはんの量が最適なのか」「運動などによる消費に対してのごはんのカロリーバランスはとれているのか」など明確に把握することは難しいのが現状だとしている。

そこで、首輪型デバイスのCatlogが取得する、猫のあらゆるデータをフル活用した「Catlogフードケア」をリリースした。Catlogは、歩く・走るといった活動量や、食事・飲水の回数といった各種行動のログを自動で取得。健康の三大要素である「栄養」「休息」「運動」のうち、休息と運動についてはCatlogがすでにカバーしており、「Catlogフードケア」により栄養の面でもサポートを開始する。

「Catlogフードケア」は、Catlogによって取得したデータを、専門家らと開発した独自のロジックで消費エネルギーに換算し、毎日の食事量と照らし合わせることで「消費と食事」のバランスを教えてくれるサービス。 これまでは、体重(kg)を食事量の参考にするしかなかったが、これからは猫1匹1匹の体型や活動状態に合わせたパーソナルな食事量を考えることができるという。今後、猫の生活環境やライフログに応じたフード等のレコメンドや、ダイエットサポート、さらにそのままアプリ上でフードが購入ができるサービスを提供するとしている。

なお、現在はCatlogで取得された行動データがベースになっているが、今年の夏に予定されている「Catlog Board」のリリース以降は、体重などのBoardが取得するデータも活用し、猫毎の理想体重や、体重・消費・摂取のバランスなども提案していく予定とのこと。

《鈴木まゆこ》

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