アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県東茨城)は、6月17日に誕生した「シロワニ」の赤ちゃんの展示を10月12日12時より開始すると発表した。
シロワニは、絶滅危惧種に指定されているサメであり、同館でも開館以来その飼育や繁殖に注力してきたそう。繁殖成功は非常に難しく、赤ちゃんの誕生は日本初、世界で5園館目の快挙となった。
赤ちゃんは6月17日の誕生より、同館のバックヤードで順調に成長しており、この度、赤ちゃんの状態が安定したため、展示することになった。世界的にも貴重な展示だという。
また、同展示に先駆けて、10月1日より開館20周年記念事業・第3弾「超サメ展」を開催。長年の研究成果や数々の秘蔵資料を一挙公開し、サメたちのミステリアスで底知れぬ魅力に迫る。
奥深いサメのミステリーを解き明かし、世界に1つだけの「サメブック」を作る体験型イベント「なぞときラリー」や、期間限定特別プログラム「サメ給餌体験ツアー」などで、奥深い「サメの新世海」について紹介する。
■展示概要
・展示開始日時:10月12日12時
・展示場所:3階「世界の海ゾーン1」内・「サメの海2」水槽