伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)は、11月20日から2022年4月3日まで、同園を代表するイベント「元祖カピバラの露天風呂」を開催する。
イベント期間中、平日は13時30分からの1日1回、土曜・日曜・祝日と、冬休みおよび春休みの期間には10時30分からと13時30分からの1日2回、カピバラたちが露天風呂に入る姿を見ることができる。
また土曜・日曜・祝日には、「だいだいの湯」「リンゴの湯」「バラの湯」など湯船に花や果実など様々なものを浮かべる「変わり湯」が実施される。
1982年に「カピバラの露天風呂」がスタートして、今シーズンで39年。そして、冬至の時期に恒例の「カピバラのゆず湯」は25周年の節目を迎える。カピバラたちのリラックスした表情を見られる同イベントは、今や「伊豆の冬の風物詩」としておなじみとなった。日本では「ゆず湯に入れば風邪を引かない」という言い伝えがあり、江戸時代から、冬至にゆずを浮かべた風呂に入浴する習慣がある。「カピバラのゆず湯」はこれにちなみ、来場者とカピバラたちの健康を祈念しているのだという。